はじめの一歩を踏み出す方法って?

今日、こんな記事に目が留まりました。

はじめの一歩を踏み出す技術

記事は踏み出す一歩を邪魔する心理的な要因があって、それを乗り越えろというものでした。そういうものなのかなぁと、あまり実感が湧かないというのが正直な感想です。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

「はじめの一歩」がどの程度の事柄を想定しているのかもよく分からないのですが、それなり(の大きさ)の決断が必要なものが前提となっているように感じました。

「それなりの決断」を自分の経験に当てはめて考えると、やはり会社を辞めて起業したことなのだと思います。

 

2000年くらいにインターネットが普及し始め、日本でもネットビジネスに取り組む企業が増えた時期に私はIT企業の営業をしていて、商社を担当していました。

子会社化して事業を立ち上げ、それを任される人たちは若い世代の方が中心でした。私もその頃は30代前半でしたから、同世代の人たちが大きなお金が動くビジネスを任されているのを目の当たりにしたわけです。

その時に仕事を通じて仲良くなった方々から「大森さんはやらないの?」と何回か質問された覚えがあります。知識もあるわけだからやればいいじゃないと言わんばかりの、気負いも他意もない純粋な言葉でしたが、私の答えは「いや、僕には無理ですよ」の一言でした。

独立なんて考えたこともなかったし、自分が自分のビジネスを立ち上げるなどというイメージも湧かなかったのです。そして、独立(いわゆる脱サラ)するには、目の前の川(でも、そんなに川幅もない)を渡らなければならず、その川は渡ろうと思えば渡れるのかもしれないけれど、渡る決断をするのも才能のひとつだと考えていました。

それから数年後の2005年にコーチングに出会い、その翌年からコーチ・トレーニング・プログラムを受講する流れになるのですが、その時には「2年後に独立しよう」という気持ちになっていました。でも、この時点では現実味もなく、夢と目標の狭間にある漠然としたゴールだったように思います。結局、3年後には独立を果たすのですけど。

最終的に私を独立させたのは何だったのかと振り返って考えてみると、最後は

やりたい気持ち > 不安

という状態になったからだと思うのです。

そう思えたのは自分の中の気持ちの変化なのですが、独立しようと漠然とした目標を掲げた時にそれを友人や親しい同僚や後輩に言葉で伝えたことや、自分が目標に向かう途中で出会った人たちから受ける影響などが徐々に蓄積された結果なのだと思います。そして、それに伴い自分の周囲の環境も変化し、それが自分にも影響を与えて自分も変わっていくという相互循環みたいなものもあります。

結局のところ、私の場合の「はじめの一歩」は自分の想いを周囲に伝えたことだったのではないかと思います。

このブログを書いていても思うのですが、思いを内に秘めている間はなかなか行動が起きません。家族、友人、同僚など、ジャンルはともかく「伝えること」で、その言葉が自分に返ってくる。そう思えてならないのです。

 

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