雑談が生まれる環境は組織の要

今日も一日、一人で黙々と作業をしていました。私は基本的におしゃべりなので、人との会話がないと辛いのです。

個人で仕事をするようになってからは、人と雑談をする機会が減りました。

大切なお客様の会社のリソースを私の雑談に付き合わせるわけにはいきませんし、コンサルティングの仕事では時間単位で課金することもあるので尚更です。ですから、サラリーマン時代のように同僚と世間話をするような機会が自然と減ってしまうのですね。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

組織内で働いていた時は、意識しなくてもいろいろな人とコミュニケーションをとる機会がありました。営業職でお客様やビジネスパートナーに合うだけでなく、社内の人間とも多くの接点があったからです。

ところで、「社内コミュニケーションを積極的に取る」ということを意識的に行おうとする組織は少なくありません。コミュニケーションが生み出す価値を知っているからこその取り組みなのでしょうけど、時々違和感を感じるときもあるのです。

毎日会社に出て仕事をしていれば、自ずと接点はあるはずですよね。なのにあえて「コミュニケーション!」と社員に促しているわけです。

いや、意図は分かるんですよ。でもね。。。

 

営利組織の社員とか、ボランティア組織とか、何でも構わないのですが過去の私の経験上、組織が上手く回っているときはコミュニケーションが自然と取れているのです。そして、その多くは「雑談」だったりします。

その雑談はプライベートや家庭のこと、というよりも真面目な雑談。一見仕事とは関係のない、たわいのない会話です。お客さんからこんなこと言われて困ったとか、どこそこの会社でこんな取り組みを始めたらしいとか。すぐには仕事に結びつかない内容なのですが、互いに相談に乗ったり、ただ単に共感や興味を示すだけだったりと様々なパターンで会話が交わされていました。

このたわいのない会話が後に役立つこともあれば、立たないこともあるのですが、なぜかこういう会話がなされているときって会社も儲かっていたりします。

儲かっているから雑談が生まれるのか、雑談があるから儲かるのかは分かりませんけどね。

 

話を戻すと、コミュニケーションを取ろう!と言っているその会社が求めている会話が仕事上のコミュニケーションだとすると、ちょっと息苦しいかも。悪いとも思わないんですけど、コミュニケーションって「取れ!」と言われて取るような堅苦しいものではないと思います。

もし取り組むのであれば、コミュニケーションの阻害要因を考えた方がいいかも。きっと経営者やマネージャ同士もコミュニケーションを取っていないのだと思います。だから、社員に言う前に、自分たちのコミュニケーションを見直す必要があるのです。彼らが真面目な雑談を「自然に」取れるようになっていれば、会社の雰囲気も違ったものになる。そう思うのです。

 

あなたの周りで雑談は交わされていますか?

 

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