万人を満足させることは難しいけれど

今日は諸々の資料作成に追われていました。5月7日(土)の研修コンテンツ『コーチングの風景』の公開に合わせて、必要な文章作成があったからです。

まだ終わっていませんが、だいぶ見通しがつくくらいにはなったのでひと安心。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

何年か前になりますが、ある写真コンテストに出展をしました。200名近くの写真作品が展示されていたのですが、今日はその時のことを思い出したので書いてみます。

初日の午前中は一般入場者は入れない日程になっていたので、展示会場はがらがらでした。関係者は隣接のカメラ展にしか興味がなく、コンテスト会場にはほとん足を踏み入れなかったからです。

なので暇を持て余していたのですが、コンテスト会場の隅の方に人影が。よく見ると作品を一つ一つじっくり鑑賞している様子でした。しばらくその状況が続いて、とうとう私の展示場所に近づいてきます。隣のとなり、そして隣の作品。

いよいよ私の作品の前にたどり着いたのですが一瞥して次の作品に。

「あれ???」と心の中でつぶやくものの、状況は変わらず、そのままその方は作品を見続けていました。ひとつひとつじっくりと。

大げさに書いているわけでもなく、本当にそういう感じで私の作品だけは一瞬で去っていったのです。初めてのコンテスト参加で、いきなり洗礼を受けた瞬間でした。

人様に自分の作品を見ていただくという緊張感。本当に大丈夫だろうか、どんな評価を受けるのだろうか、批判されたらいやだな、という不安。

なんだかそんな不安が現実のものとなって目の前に現れてしまったようです。

午後になっても状況はあまり変わらず、私の両隣には人が集まるけれど、挟まれた私の作品には人がまばらどころか誰も見てくれません。

本当はそのまま作品を片付けて帰りたかった。その場にいるのも辛く、本当に悲しかったし、その時の気持ちは今でも忘れられません。

その後は、お一人興味深く見てくれる人が居て、嬉しくて思わず声を掛けたら写真関係の会社の社長でした。後でわかるのですが、いろいろな展示会にマメに顔を出されている方で、その後も何度か私の作品展示を観てくださっている方です。

別の日には写真評論家の方や、写真家の方からもご評価いただいたりしたのが、私の気持ちを楽にしてくれました。100人の素人に無視されても、1人のプロに評価されれば嬉しいのです。

なぜ素人に無視され、プロの方から面白いねと言われたのかは、その後に写真の勉強を続けることで理由が分かるようになりました。(今日はその話は割愛します)

 

何でこんなことを急に思い出したのか不思議でしたが、きっと研修コンテンツの公開と無関係ではないのだと思います。

正直に書きましょう。とっても不安です。。。

自分が一所懸命に作った研修コンテンツがどのような評価を受けるのか、または見向きもされないのか。

でもどこかで自信があるのだと思います。写真作品と同じ考え方を適応するならば、無視されたり、批判を受けても構わない。それでも1人でもきちんとわかっている人から評価されるだけで、気持ちは救われるはずです。

 

もうすぐ私が手掛けた、自分の子供のような研修コンテンツが世に羽ばたこうとしています。1人でも多くの方の目に触れ、その中に一握りの理解者がいてくれれば、それ以上幸せなことはないのでしょう。

 

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