自分とは違う価値観を受け入れないと

今夜はセミナーを受けて来ました。

講師は知人だったのですが、普段の会話とは別の面が見えて楽しいですね。

内容も役立つものだったので、別の日に書いてみたいと思います。

(今日は書く時間が取れないもので・・・)

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

2日前の記事昨日の記事でキャリアについて書いていますが、もう少しだけ書いてみたいと思います。

キャリアについて悩むきっかけは様々だと思うのですが、そのひとつに自分の価値観を満たすものを無意識に求め始める時期が挙げられると思います。

昨日の記事では、若いころは欲しいものを手に入れる(獲得する)ということが一番の欲求であり、それを手に入れるためにお金を稼ぐ(=一所懸命働く)ということを書いていて、それが落ち着くのが40歳前後くらいと考えられるのです。この頃からお金では手に入らない何かを求め始めるのですね。

でも、私のコーチングを受けている人を見ていると、キャリアコーチングに申し込んできた人のほとんどが30代前半でした。

仕事を覚えて、自分で考えて動ける。そして周囲からも一定の評価を得始めた頃の方々です。

この人たちは欲しいものを手に入れたのでしょうか?

 

これは私の推察ですが、世代的なものが関係しているのだと思います。

私の世代(50歳前後)以上の人間は、モノを欲しがった世代です。その頂点にいるのがバブル世代だと思っています。波はあるものの全体的な傾向として景気は右肩上がりの時代に20代、30代を迎えた人たちですね。モノを所有することが大切でした。

それに比べると、現在の20代、30代は明らかに違うと思うのです。モノを欲しがらない。何もほしいものが無いわけではないと思いますが、「所有」がすべてではなく、お金が無くても賢く生き抜くすべを知っている世代なんですね。

所有することが前提だった私からすると、彼らは賢く見えます。「所有から利用へ」と言われ、様々なサービスが生まれてきたのも時代背景にあるのかもしれませんけど。

とにかくモノを持たない。ミニマリストみたいな人たちが注目されるのもわかります。(個人的には行き過ぎで、賢いとも思いませんけどね)

ともかく、そうした世代は元々モノを欲しがらないので、「獲得する」ということ自体が最小限にとどめられるわけです。

そうなると、先の獲得の時期を終えた彼らが求めるキャリアは何?という悩みが早期に発生するのかなと感じているわけです。

 

私と同世代、もしくはその前後の世代が社会で働く人の中で中心的存在になっているはずですが、我々が彼ならの「モノを欲しがらない」という価値、お金で買えないものを大切にしようとしている価値を理解してあげないといけないのですが、どうもそうなっていないのが現実のようです。

マネージャー職の方々をコーチングしていると、それが分かってしまうのです。

もう少し、他人の価値観を柔軟に受け止められると、若い人たちももっと能力を発揮できるようになると思うのですが、今後はどうなっていくのでしょうね?

 

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