ICFの倫理規定って何のためにあるの?

今日は朝から雨。何となく引きこもりがちになってしまいました。

でも一番の原因は、月末で資料作成やら何やらが溜まっていたからなので、雨は関係なさそうですね。。。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

土曜日に受けたセミナーの内容が国際コーチ連盟(ICF)の倫理規定を学ぶ内容でした。もちろんICF日本支部の理事をやっているのでその内容は理解していますが、実例を踏まえて学びを深めていくというプロセスがとても有効だったのです。

自分一人の経験では限りがあるし、他者の話を聴きながら疑似体験出来たり、新たな発想も出てくるからですね。

 

例えば、法人契約で受けるコーチングの場合、実際にコーチングを受ける人と、コーチにコーチングを依頼してくる人が違う場合があります。たとえば人事部の方から依頼され、営業部の人をコーチングするという場合があるのです。

個人で申し込んでくる場合は、依頼者=コーチングを受ける人なので、何の問題もありません。

法人契約の場合は何が問題になるかというと、実際にコーチングを受ける人が「受けたい!」と思っているわけではないということです。

 

個人で依頼してくる人は、それ相応の覚悟を持って「自分を変えよう」「成長したい」という意思があるので、コーチングの効果も得やすいのです。

それと比べると、法人契約の場合は「何で俺が受けさせられるの?」「俺、なんか問題あるんですかね?」という感じになってしまうので、その部分から手を付けていく必要があります。

別の視点で考えると、法人契約の依頼者はお金を払う人でもあります。たいていは会社の予算があってそこから支払われます。支払う方はコーチングの効果を得たいと思っているのに対して、「何で俺なの?」と思っているクライアントは効果を得ようとも思っていないのです。

正直、手ごわい事が多いのですね。

 

でも、そこはプロなので、何とかするものの、それでも時間が掛かるのは事実です。このタイムロスを依頼主である会社が理解してくれるならばラッキーなのですが、理解してくれない場合もあります。

この辺は、私も過去に痛い目に遭っているので何とかしなければいけませんが、何をするかというと依頼主と契約をする前にしっかりと話し合うことが大切なのです。これをあやふやなまま契約締結をするとお互いが損をします。

 

ICFの倫理規定は、やってはいけませんという禁止ルールみたいに捉えられる場合も少なくないのですが、結局のところコーチを守るために規定されているのです。ICFはプロフェッショナル・コーチの寄り合い処というか、組合みたいなものなので、組合員の利益を守るために必要な注意事項なのですね。

ご興味を持たれた方が居たら、ぜひご一読ください! こちらで日本語版を読むことが出来ます。

 

 

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