自分について(1)

以前に他のブログやコラムでも書いたことがあるけど、このブログでも改めて自分について書いてみようと思う。といっても性格云々ではなく、現在の自分に大きな影響を与えている出来事について。

学生時代の私はお世辞にも勉強ができる人間ではなかった。高校時代の数学や世界史などは落第点すれすれだったと記憶している。勉強をしようと思ったのは高校2年の終わりか、3年生になってからだった。きっかけは予備校で英語と国語の講習を受けたこと。勉強の仕方、英語や国語の理屈を教えてもらえたからだ。とはいうものの、それまで全く勉強していなかった人間が急激に成績を伸ばすことは相当の努力が必要で、私にはその努力が足りず浪人生活を1年送ることとなった。基本的に勉強が嫌い。大学に入学してからもそれが変わることなく、大学には5年間通った。

つまり留年したわけだけど、これが私の人生において大きな出来事になった。留年したことはショックを受けたに違いないが、それ以上に大学4年の時の就職内定を断らざるを得なくなったことで、これがその出来事というわけだ。

今の就職活動はどのようなものか詳しく知らないけれど、私の時代には内定を断るというのは大事だった。学生の間ではすごく怒られる、いやそれだけではなく大学にも迷惑がかかるという噂が流れていた。でも、黙っているわけには行けないので、私は恐る恐る内定をもらった会社に電話を入れることになる。

私の就職活動は実質2社しか受けていない。幸いなことにその2社から内定を貰い、5月か6月には最初に内定を貰った住宅メーカーにはお断りの連絡を入れ、イタリア系コンピュータ会社に最終決定をしていた。その当時に2社から内定を貰えたことと、私が持っていた就職観は無関係ではなかったと思っている。が、このことについては別の機会に書いてみることにする。

会社に電話を入れた時、直接会って謝りたい旨を留年したという事情とともに伝え、後日訪問したわけだが怒られることはなかった。それどころか驚くような対応をされた。(つづく

 

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