可愛い子には旅をさせよ

組織って、発足当時は創業者の意思が組織の性格に色濃く影響を与えるけれど、年月が経ちある程度まで組織が育つとその意思から自立する。組織に自我があるとまでは言わないけれど、スタッフ数が増えるに従いそういう傾向があるのではないか。

ここで問題となってくるのは創業者。子育てに例えれば子離れということになると思うが、組織と自分の人格の違いを創業者が受け入れるかどうかということになる。今まで色々な経営者にあってきたけれど、組織と自分の境界線をきちんと認識している人の話は聞いていて参考になることが多い。(実際に儲かっている会社が多いのです)

著作物も似たような性質を持っているかもしれない。発表して著者の手を離れると、著者の意思とは別の扱われ方をする場合がある。事の大小はあると思うけど、概ねそういうものだと私は思っている。

さて、私が今やろうとしていることはどうだろうか。企業研修などで使えるコーチング研修を作り、それをオープンソース的な扱いをしようと考えている。つまり誰でも無償で使えるということ。もちろん著作権は手放さないけれど、会員限定で加工・修正も可能になる。こうなると最初に作った研修とは別物になるかもしれない。少なくとも私のこだわりのポイントは誰かに上書きされてしまうだろう。自分のポリシーに反した作品が出来上がるかもしれない。

研修などを自分で制作したことがある人は分かってくれると思うが、手をかけて作り上げた研修は、自分の作品であり、子供みたいな存在だ。自分は上手に子離れできるだろうか。もう走り始めてしまったから後戻りはできないけどね (^^)

でも、オープンにすることで沢山のメリットがあるはず。広がりのその先を想像するだけで楽しい。広がりの中心には一緒に開発してくれるコミュニティができるはず。

興味があるかたはこちらをご覧ください。→ Facebookページ『コーチングの風景』

 

goodbye photo

Photo by s-a-m