「考える」の意味

今日の昼間はひたすら大掃除をしていました。昨日ある程度の場所を片付けたから今日は楽かなと思っていたら、まったくそんなことはなく、やればやるほど気になるところが出てくるものですね。日頃の無精のツケが廻ってきたということだと思いますが、とても疲れました。

 

こんばんは。コーチングスケイプの大森です。

 

昨日の投稿でものの名前と概念の話をしました。今作成中の研修コンテンツで論理を扱うため、論理に関する本を読んでいるのですが、「考える」ということについて書かれた本がいくつかあります。興味深いことが書いてあったので私なりにお伝えしたいと思います。

 

「考える」には2つの意味があります。1つ目は「知覚の判断」で、これは見たり聞いたりしているものや事柄について表層的なことを知るという意味です。ここでは、昨日書いた「ものの名前」が重要な役割を果たします。

いま私たちが「犬」とか「猫」と呼んでいる動物は、一匹一匹違う動物です。生息地域が違ったり、毛の色が違ったり、形そのものも一匹ずつ違うなのです。でもそれらの共通点を見出し、抽象化して犬、猫と名前をつけて理解しています。こういった抽象化の概念を持つことも「考える」ためには必要な能力なのです。現実には複雑な出来事を抽象化(単純化)して理解する能力が必要となりますし、世の中で頭がいいと言われている人はこの能力があります。

人間が持つ抽象化の概念はとても素晴らしい能力で、これがあるから人類は宇宙に行けたりするのです。あまり細かく書くと大変なことになりますのでこの辺で切り上げますが、この能力は人によってレベルが違います。これが原因で話が噛み合わないなどというコミュニケーション上のトラブルが発生するのです。作成中の研修では抽象・具体のスキルとして扱っていますが、詳しくは研修で!(笑)

「考える」の2つ目の意味は、様々なものごとの間に関係を見つけ出すということです。一見関係のなさそうの出来事の共通点を見出して結び付けていくと、新たな結論や法則などを発見できるのです。誰かが発見したものから新たな発見や成果を生み出したりするときには、この能力が必要となります。作成中の研修では対比のスキル、因果性のスキルとして扱っています。こちらも詳しくは研修で!

人間はこの2つの意味の「考える」を駆使して、素晴らしい成果を得てきました。

 

「考える」ってどういうこと?と聞くと、回答に詰まる人が多いので、この意味を理解して考えている人は少ないと思います。でも、もし何かしらの原因で「考える」ことにつまずきを覚えてしまった人がいたとしたら、ゆっくりとこの「考える」を紐解いて、どこでつまずいているかを理解する必要があります。

コーチングはこれを「質問」することでクライアントの「考える」をサポートしていくわけです。

なんだかややこしいですか?そうですね、こうして文字にすると難しいことのようにも思えますが、実際のコーチングは「会話」です。あまり難しいことはせず、クライアントが答えられる質問を積み重ねていくだけですのでご安心ください。

 

あなたは日々何を考えていますか?

 

考える photo

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