「考える」ための練習

寒い!寒気が南下してきたみたいで、今朝は昨日以上に冷え込んでいるようです。ちょっと前まで暖冬だと思って気を抜いていました。日々の鍛錬が足りない私には、この寒さは堪えます。。。

 

おはようございます、コーチングスケイプの大森です。

 

一昨日の投稿で、問いかけながら読書するという内容を書きましたが、今日は実際にそれをやってみた例を書きます。

読んだのは書籍ではなくてこちらのウェブ記事です。ある車の評論が書かれているのですが、書中の考察の一部に別の視点を入れて考えてみました。

 

記事中の考察は、ドイツの自動車メーカーが日本に投入したミニバンに関するもので、日本のあるミニバンからの乗り換えが多かったことから、「一部のミニバンユーザーは既存の3列シートミニバンに飽きている」か「他のなにモノかを求めている」ということだという仮説が立てられていました。

ドイツのメーカーが投入したミニバンは3列目のシートが日本のミニバンと比べて狭く、日本のユーザーに受けないのではという印象を持っていたところに、日本で売れ筋のミニバンからの乗り換えユーザが多いということに驚いての発想です。

そもそも発売後1か月の販売データであり、それぞれの販売台数が桁違いの差があるわけであって、考察に足るデータが揃っていないのです。そこで結論を導き出すのは困難であることは明白なので、記者もそれを分かっていて「想像」という言葉を選んでいます。

でも、ここに時間軸を加えて考察すると、別の「想像」もできるのです。乗り換えたユーザが日本のミニバンを購入した時期はデータとして明記されていませんが、昨日今日の話しでないことは想像に難くありません。仮に車検切れなどのタイミングだったとしたら3~5年、もしくは7年程度は経っているのかもしれませんね。

ミニバンを購入するのはファミリー層がメインであろうことから、購入時と乗り換え時(現在)には時間の経過とともに子供の成長という要素が入ってくるでしょう。仮に購入から7年も経っているのであれば、小学生から中学、高校生へと成長しています。

ミニバンからミニバンへと乗り換えるにしても、小学生と高校生の子供を持つ親のニーズが違うことも十分考えられるでしょう。部活や友達付き合いで子供自身も忙しくなったり、場合によっては反抗期などで一緒に旅行する機会が減る可能性もありますからね。なので、既存のミニバンに飽きたのではなく、子供の成長によって広い3列目シートがそれほど重要ではなくなったという見方もできるのです。

 

記事にある言葉をそのまま頭にインプットするのではなく、反論や別の視点を加えるなどのアウトプットをしながら書物や記事を読むことで、自分の思考の幅も広がります。

 

日々の生活に、「考える」ための訓練を取り入れていますか?

 

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