男性の「褒める」と女性の「褒める」の違い

今日はバレンタインデーですね。私は妻と娘からプレゼントをもらい、ニコニコしながら一日を過ごすことができました。

はい、とても単純な性格なんです。。。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

ちょっと前に行った研修で「褒め言葉」を扱った際に出てきた話題です。

人を褒めるって意外と難しいということを感じてもらうワークでしたが、何が難しいのかというディスカッションをした時のことです。

とある女性参加者が「男性を褒めるのが難しいと感じます」と発言してくれました。

ワークでは相手が褒めてほしいところがあるという話から、その人が行ったことを褒める「行動承認」と、その人が成し遂げた成果を褒める「結果承認」、そしてその人が居るということで起こることを褒める「存在承認」の3つがあるという学びに繋げていきます。

ただ、それを適切に行ってもうまくいかない場合もあるのです。実は女性参加者の発言はそのことを示しています。

それは、褒める側と褒められる側にいる人の関係によって決定します。

 

皆さんは褒められて、言葉は嬉しいのに嬉しいと感じなかった経験はありませんか?

同じ発言をしているのにも拘らず、相手がだれかによって嬉しくないときもあるということ。

私は以前、とある企業で新入社員研修を行った際、終了後に参加者の一人からこんな言葉をかけられました。

「先生は教えるのが上手ですね!これからももっとうちの会社を良くしてください。お願いします!」

嬉しいような、なんだか微妙な感覚でした。

率直に言うと、新入社員だよね、君?「うちの会社」つまり、君が勤めている会社ということだろうけど、入社5日目で何がわかるの??? という感覚かなぁ。

別に新入社員から褒められるのが嬉しくないわけではないのです。教えるのが上手ですね、までだったら嬉しかったと思います。ですが、後半の言葉がこの新入社員君の立場と合っていないのですね。

 

自分の立場を理解していないと、このようにせっかくの褒め言葉も逆効果になることがあるわけです。

先の男性を褒めるのが難しいと発言した女性も、相手が男尊女卑の考えを持っていたりすると、「どこから目線でモノ言ってるの?」ということになりかねません。まぁ、この女性参加者はそのような言葉を受けたという話なんですけど、せっかくの誠意が違った形で相手に受け止められてしまったのです、残念ながら。

この時のワークでは、男性参加者も女性を褒めるのが難しいという話になり、相手との関係だけでなく、(傾向として)男性の褒め言葉と女性の褒め言葉の違いもあるのではという話に。

どうも女性を褒めても相手に伝わっている感じがしない。また女性から褒められても何を褒められているのかわからないときがある、などなど。

 

両者の意見を要約すると、女性は自分のことを気に掛けて貰えたことを喜び、男性は自分が行動や成果を具体的に分かる形で認められたときに喜ぶという意見でした。

話を聞いていて私が思ったことは、女性の「褒める」は褒めているのではなく、共感を示しているのではないかということです。

カフェなどで女性同士の会話を聞いていると、かわいい、いいね、わかるわかる、などの言葉が多く発せられていて、この感覚で「褒める」のではないかという仮説です。

つまり、女性の「褒める」は共感を示すことで信頼関係を築き、男性の「褒める」は自分が出来ないことを相手がしたときに示す称賛なのではないか、ということです。

 

だとすると、女性コーチに「褒める」行為の多いのと、研修などで聞かれる男性マネージャが「褒める」ということに対して苦手意識も理解できる気がします。

初対面に近いのに「素敵なネクタイですね」などと褒めてくることが多いのが女性コーチ。男性コーチはいきなり褒めてくることは少ない気がします。

部下に対して褒めようと思っても「まだ大したことしてないじゃないか」という気持ちになって、褒めることに抵抗を感じる男性マネージャ。

 

研修では、「なぜ褒めることが必要なのか?」ということを考えてもらい、「褒める」の目的を理解してもらうようにしています。目的をはっきりさせることで、「褒める」という手段をどのように行えばいいかが見えてきますからね。

長くなってしまいましたので、本日はこの辺で。褒める目的については別の日に書きたいと思います。 m(_ _)m

 

あなたはどんな時に人を褒めていますか?

 

男性 女性 photo

One thought on “男性の「褒める」と女性の「褒める」の違い

Comments are closed.