人工知能と人間の役割

このブログは記事数が増えるごとに検索エンジンから訪問される方が増えています。もともと毎日更新しようと考えたのも、このアクセス数の増加が目的でした。いまは別の意味がありますけど。

ところで、このブログに訪れるきっかけとなった検索ワードで、意外と多いのが「頭のいい人」です。気になる人が多いのでしょうか。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

「頭のいい人」的なキーワードでヒットしているのがこの記事ですが、これとは違った観点から頭の良さについて書かれた記事があったので紹介します。

 

頭のよさって何ですか? 人工知能時代に求められる「優秀さ」「スキル」とは

 

詳細は記事を読んで戴きたいと思いますのが、この記事で書かれていることで特に共感した部分を引用しますと、

 

人工知能の「前」と「後ろ」が「人間がこれからも価値を出せる領域であり続ける」という。

「前」とは、人工知能にどのような問題を解いてもらうのかを決めて、そのために人工知能にどのようなデータを与えて人工知能を賢くするのか、という作業の部分。「後ろ」とは、人工知能が出してきた予測結果を踏まえて、どのようなアクションにつなげるのか、そこを設計する作業だ。

 

この記事でいう「前」と「後ろ」とは若干違うのですが、私のイメージでは「前」は問題提起で、「後ろ」は行動促進です。

人間の思考や学びの出発点は「問い」です。何かに疑問を持ち、そこからすべてが始まります。

なのに、意外と「問い」を生み出せない人が多いのです。

 

そんな馬鹿な?と思うかもしれませんが、我々の身の回りには問題提起から情報収集、そして仮説構築から実証までを行ってくれるものがたくさんあります。今度、テレビ番組を見てください。何かのドキュメンタリーやミステリー調査の類に限らず、ニュース解説からワイドショーまで、意外と見ている側が「問い」を発することなく終えられるようにできているのです。

こうした環境にいると疑問を持たずに生活できる。でも、疑問を持てなくなるとどうなるのか?

 

仕事でもそうですよね。与えられた仕事に創意工夫をすることなく、作業として仕事を進めている人は案外多いものです。。「どうしたらもっと効率的になるのか?」とか「いま作成している資料は実際にどのように使われているのだろう?」とか、自問すれば何かしらの創意工夫が生み出されるかもしれないのに。そして、仕事の出来る人たちから「あの人、何の疑問も持たないのかしら?」とささやかれていたりするわけですね。

先の記事の「前」の部分の重要性しかり、「後ろ」の行動もそうです。これが大切であり、人工知能では肩代わりできない人間の仕事なのではないかと、私もそう思います。

 

実はこの2つは、コーチングが大切にしていることです。コーチが問いを発してクライアントが自分で答えを探す。そしてクライアントが出した答えをクライアント自身が行動に移すことを促していくのがコーチングです。

このプロセスをコーチはセッションを通じてクライアントに提供する。そして、クライアントはある程度時間をかけてそのプロセスを自分のものにしていくのです。

人工知能はすでに身近な存在になりつつあります。そして10年もしたらきっと・・・・。

 

あなたは今から10年後、どのように仕事を進めていますか?

 

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Photo by A Health Blog