アマチュアとプロの違いは決して技術だけではない

今日、空き時間にカメラを持って散歩してきました。2年ぶりに手に取ったフィルムカメラで何かを撮りたいという気分だったのですが、結果として1枚もシャッターを切ることなくに帰ってきました。

撮りたいものがなかったのではなく、何を撮ればいいのか分からなかったというのがその理由です。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

以前はアートとして写真を撮っていたのですが、2年間のブランクで当時のような感性が薄れてしまったようです。何を被写体にしようとか、見かけたものをどのようにとれば面白い写真になりそうだとか、そういった発想が浮かんできませんでした。

しばらく続ければ感覚も戻ってくると思うのですが、正直ショックでした。

 

一般の人の撮影と、写真家の撮影の違いは、シャッターを押す前と押した後です。

撮影するときの動作とかカメラの設定などの話ではなく、写真を撮るまでのプロセス、写真を撮った後のプロセス、そういったものが全く違うのです。

偶然のシャッターチャンスを狙ったスナップ写真であろうと、写真家はどこで撮るか、何を撮るか、どのように撮るかなどということをシャッターを切る以前に考えています。何を表現するか、テーマは何かなどをカメラを構える前に深く考えるのです。撮った後も同じですね。自分が撮った写真(フィルムやデータ)を人の目に触れるまでにいろいろなことを思考し、実践してから人前に出すのです。

 

最近はカメラの性能が向上して、シャッターを押すだけでかなりのクオリティの写真が出来上がります。デジタルですから、フィルム代とか考える必要もないのでパシャパシャ何枚も思いつくまま撮れます。Photoshopなどの写真加工ソフトを使えば、プロの画と見間違えるほどの写真を作れる時代になりました。

それでも、写真を撮る前後のプロセスの違いによって大きな差が出ます。それがプロと名がつく写真家であれば、尚更にこだわりがあるはずです。

それはたった一枚の写真では分かりませんが、何十枚も同じテイストで「作品」として成り立つ写真を連続して輩出できるかどうか、はっきりとした差がでると思います。

 

どの分野にもプロとアマチュアの違いがありますし、これはきっと写真の世界だけの話ではないと思います。

私が生業にしているコーチングも同様ではないかと思います。プロとして自分のスキルを磨き、仕事の前後のプロセスにそれ相応のこだわりを持って「成果」を出し続ける。プレッシャーもありますが、そんなことは当たり前のことなのです。

ルーティーン化した作業のように仕事をしたり、緊張感なく楽しみながらできる仕事には大きな落とし穴が待っていると思います。

 

あれ、今日も最後はコーチングの話になってしまいましたね。(笑)

でも、写真やコーチングだけでなく、あなたの仕事にも同じようなことが言えるのではないでしょうか。事業主であろうと、会社勤めであろうと、対価を得ているのであれば、誰でも何かのプロフェッショナルなのでしょうから。

 

あなたは何のプロフェッショナルですか?

 

プロフェッショナル photo