仕事に対する「やりがい」はどこから生まれるのか?

今日も図書館に行ってきました。書棚を見ながらタイトルだけ見て面白そうだなと思った本があったので、中身も見ずに借りてきました。

興味を持ち始めたばかりのプログラミング言語の本だったのですが、タイトルからは分からないほど、自分にとっては高度な内容。。。

早々に返却する予定です。でも、近いうちに理解できるように勉強していきたいと考えています。日々の勉強が大切ですからね、何事も。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

最高の幸せを感じる「究極の年収」はいくらか ― 報酬とサラリーマンの「やる気」の意外な関係」という記事を読みました。

 

面白いので、会社勤めの方や経営者など社員をまとめる立場にいる方にはお勧めです。詳細は読んで戴く方がよいと思いますので、今回は共感した部分のみに関して書いていきます。

記事の中でなぜ働く人のやる気が失せるのかという考察から始まって、アメとムチ、褒美と罰の働かせ方では通用しないとなっています。

そして、

さらに、もっと重要なのは、「重要だからやる」「好きだからやる」「面白いからやる」といった、自分の内から沸き起こる内的動機づけであり、そのためには「自主性」「成長」「目的」の3つの要素を働き手に感じてもらうことが必要なのだと説いた。

と。本当にその通りだと思います。

なのに、それを実践している組織は意外と少ないことも私自身の仕事を通して感じています。

「うちの社員にはやる気が感じられない」
「もっと意見を出してほしいのに、何も言ってこない」
「勉強して成長しようという意欲が見えない」

などなど、私が実際に聞いた、自社の社員たちを嘆く経営者の方の言葉です。

 

本当にそうなんですかね?

社内を調査させてもらうと、たいていの場合、どうも社員だけが悪いわけではなさそうだなということが分かります。組織の雰囲気を通り越して、風土化している問題があるのです。

問題があるといわれている組織の中にもやる気のある人は必ずいます。でも時折、その方が経営者から問題視されていることがあるのです。その方は、先の経営者の言葉のように自主性を発揮して提案しているのですが、なぜでしょう?

 

双方から話を聞くと分かるのですが、どうも経営者の考えに合わない提案をしているようです。意見を出せというから発案したのに問題児扱い。理不尽ですよねぇ。

どうも経営者がいう「自主性」にはからくりがあるのでは?

経営者本人にはまったく悪気はないのですが、自分の意見にそぐわない考えを無意識に拒否しているみたいです。少なくとも私が担当した数名の経営者たちは。

 

でも、社員のやる気、やりがいを社員自身が見つけるためには、ある程度以上の「自由」が必要です。自分の考えに合わないものを排除していたら、自由度は狭まり、自主性も何も生まれないのです。

もちろん経営者には経営者なりの考えがあって、現場には現場の考えがあるはずで、その両者の考えをどうすり合わせるか。一方で多様性という問題も解決したい。

 

一見無理難題に見えますが、目的と手段をはっきりさせることで解決可能です。

目的は経営者も現場の社員も合致していないといけませんよね。でないと会社がどこに向かうのかすらわからない状態になります。

でも、その目的を達成するための手段はいくらでもあるはずです。その手段すら上層部の言いなりにならなければならないとしたら、やる気を失うことでしょう。自由度がないからですね。

 

問題解決には、Why-What-Howが必要です。会社の目標、ビジョンなどはWhy(目的)の部分に相当します。目標達成に必要な戦略はWhat(手段)です。そして戦略を実行に移すときには戦術(How)が求められます。

この枠組みならば合致させて共有すべきはWhy-Whatです。先日は戦略(What)が達成されればいいので、現場の考えに任せてはいかがでしょう。

 

一般的に会社は営利を追求しますし、業績達成が必ず必要となります。人・モノ・金の経営資源を駆使するのも経営者に求められるスキルです。そして、モノと金は感情を持ちませんから、経営者の意のままに動いてくれます。でも「人」はどうでしょうね。

モノや金と同じ感覚で接していると、必ずしっぺ返しがあるのが「人」の扱いです。

もちろん会社は仲良しクラブである必要もないわけです。仲良しになるのではなく、「人」と「仕事」の接点をどうするかということですね。

 

自由には責任が付きまといます。「目的」を共有して社員を自由にすれば、その分の責任は社員が持つことになります。「責任感」はここから生まれますし、自分の仕事に責任を持てば自ずと「創意工夫」が生まれます。どうすればもっと良い結果が出せるのか、もっと効率的な仕事の仕方はないか、という工夫ですね。

工夫をすることで、昨日まで出来なかった仕事が今日は出来るようになるのです。この「創意工夫」こそが仕事に対する「やりがい」の源だと考えています。

これらは経営者に限った話ではなく、中間管理職などのリーダーにも当てはまることです。リーダーが自分のやり方にこだわらず部下を自由にすれば、、、ということですね。

 

あなたの部下は、仕事にやりがいを感じていますか?

 

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