スキルを簡単に身に付ける方法なんてあるの?

今日は仕事の合間に翻訳作業をしていました。といっても翻訳も仕事なのですけどね。。。

この仕事をしているのは英語の勉強も兼ねています。何もなければきっとこんなに英文を精読することはないだろうし、日本語に変換する過程で単なる訳語だけでなく意味合いも考慮した訳文(つまり意訳)を作る作業もしないからです。

そう思うと、基本的にはボランティアワークなのですが、こういう仕事に携わっている意味は大きいのだと思います。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

英語といえば、先日こんな記事を読みました。

英会話を上達させる「パン屋メソッド」とは?

パン屋メソッドって何だろうと思って読んだのですが、何のことはない、ただ教えている方の実家がパン屋だったことに由来したネーミングでした。

でも、内容に共感できる部分があったので、今日はそれを書いてみます。

 

共感したのは、英会話の習得は楽なものではないと言い切っているところです。

最近の傾向として「もっと簡単な方法があるよ♪」というような謳い文句で客を引き付ける手法が浸透しているように思うのですが、そんなものは幻想にすぎないということをちゃんと言っているのが好感が持てました。

英語に限らず言語にはルールがあります。文法というと難しいと拒絶反応を示す人が居ますが、文法という言葉のルールを知らずに話したり聞いて理解できるはずがないのです。

それを無視するかのように「文法は不要」というアプローチには首を傾げるしかありません。

 

もちろん、リスニングや音読を繰り返すだけで言語を習得した人もいるでしょう。でも、そういう人たちは「楽に覚えられる方法はないかな」と考えている人たちからは想像できないくらいの量を繰り返し繰り返し、時間を掛けて習得したのだと思います。そして繰り返すうちに次第に文法的な感覚も身に付いたのだと。(それでも、難しい論調の新聞や雑誌、New York TimesやTimeなどは読めないのでは?)

ある程度の大人が外国語を習得するには、文法は欠かせないと私は思うのです。

 

何かのスキルをそれ相当のクオリティに達するまでに身に付けるには、かなりの努力が求められます。そして、最初の入り口は基本的な「型」から入るのが良いのです。

子供など、感覚が柔軟なうちは「習うより慣れよ」で構わないのです。むしろ子供が押さなければ、理屈では理解できないことの方が多いですから。でも、大人は違うのです。

 

きっとこれはコーチングにも当てはまると思います。コーチングはコミュニケーションスキルですから、(右脳的に)体感しながら覚えるのが良いに決まっていますが、少し頭が固くなった大人には「型」があった方が理解しやすいのです。

基本の型があれば、いつでも基本に立ち返れます。自分の実践しているコーチングを振り返り、型という物差しを当てることでズレている部分が分かります。感覚だけで教わるとこれができないのです。

 

もともとコミュニケーションが得意な人がコーチングを学ぶと、さほど苦も無く基本的なことは覚えられるのですが、苦手意識がある人には難しいのですね。

企業研修などでは、この苦手意識がある人が会社の指示で参加されることがあります。それ以外でもビジネスの現場では「感覚的に教える」ということが困難なことも多いのです。いわゆる頭の固い人だとか、左脳的な論理思考を重視する向きも多くいらっしゃいますから。

そういう方々には理屈で説明するのが一番理解されやすいことも経験上分かっています。

 

でも、コーチングというコミュニケーションスキルを「論理」などの理屈で説明する研修って意外とないんですよね。私の知る限り、体感するワークが主体で構成されている研修がほとんどです。

きっと必要としている人もいるだろうし、無いならば作ってしまおうと思い、現在そういう研修を制作中です。4月には完成して公開できると思います。近く、このブログでも紹介していきますのでご期待ください。

『コーチングの風景』 originated with Coachingscape

今は、この研修の制作に追われています。

 

あなたにとって簡単ではないけど、習得してみたいスキルは何ですか?

 

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Photo by Sasquatch I