一見関係なさそうなところから学ぶ

連休中にも進めなければならない作業がある。けれど、進まない。言い訳に過ぎないけれど、うまく気持ちの切り替えができないのですよ。

私の場合はたいてい、締め切りギリギリになることで「切り替えスイッチ」がオンになります。

何が言いたいかというと、7日(土)の研修コンテンツ『コーチングの風景』の公開日が目前に迫っていて、明日あたりからオンになりそうということ。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

何かをつくろうと思うとき、事前に調べ物をすると思います。作り方とか、材料とか、参考になりそうなものを探すわけですね。でも、どんなところから情報を手に入れるかが大切なときがあります。

ということで今日は研修制作の参考にした、もしくは参照はしなかったけれど制作に影響を与えたであろう参考図書を記しておこうと思います。

  • 芳沢光雄(2005)『数学的思考法 説明力を鍛えるヒント』講談社(講談社現代新書)
  • 沢田充茂(1976)『考え方の論理』講談社(講談社学術文庫)
  • 齋藤孝(2012)『齋藤孝の聞く力』大和書房(だいわ文庫)
  • M.J.アドラー、C.V.ドーレン(1997)『本を読む本』講談社(講談社学術文庫)
  • 外山滋比古(1986)『思考の整理学』筑摩書房(ちくま文庫)
  • 外山滋比古(2015)『思考力の方法 聴く力篇』さくら舎
  • G.ポリア(1954)『いかにして問題をとくか』丸善出版
  • 内田和成(2010)『論点思考』東洋経済新報社
  • 森田真生(2015)『数学する身体』新潮社
  • 福嶋隆史(2010)『考えがまとまる、伝わる、説得力がアップする!「ビジネスマンの国語力」が身につく本』大和出版
  • 細谷功(2007)『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』東洋経済新報社
  • 細谷功(2009)『地頭力のココロ 本質を見る問題解決能力を育てる物語』ソフトバンククリエイティブ
  • 細谷功(2014)『具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ』インプレス
  • 保坂和志(2003)『書きあぐねている人のための小説入門』草思社
  • 成冨ミヲリ(2015)『絵はすぐには上手くならない デッサン・トレーニングの思考法』彩流社
  • 田口茂(2014)『現象学という思考 <自明なもの>の知へ』筑摩書房(筑摩選書)
  • 谷徹(2002)『これが現象学だ』講談社(講談社現代新書)
  • 吉田章宏(2015)『絵と文で楽しく学ぶ 大人と子どもの現象学』文芸社
  • J.ピアジェ(1968)『思考の心理学』みすず書房
  • フランス・デゥ・ヴァール(2010)『共感の時代へ 動物行動学が教えてくれること』紀伊國屋書店
  • 山岸俊男(1998)『信頼の構造 こころと社会の進化ゲーム』東京大学出版会
  • サトウタツヤ、北岡明佳、土田宜明(2014)『心理学スタンダード 学問する楽しさを知る』ミネルヴァ書房
  • 鹿取廣人、杉本敏夫、鳥居修晃(1996)『心理学 第4版』東京大学出版会
  • 服部雅史、小島治幸、北神慎司(2015)『基礎から学ぶ認知心理学 人間の認識の不思議』有斐閣ステゥディア
  • 古宮昇(2012)『プロカウンセラーが教える はじめての傾聴術』ナツメ社

順番を考えずベタ打ちしたのでランダムに並んでいますが、コーチングの研修をつくるのにコーチングの本はゼロです。

私がプロコーチで在り、コーチングの知識があるということも多少は関係ありますが、基本的には他の分野の考え方や知識をコーチングに持ち込んで作ったのが今回の研修コンテンツです。

大きな理由は、既存のコーチング研修と同じようなものにしたくなかったことと、他の分野からの方が学びが大きかったからです。同じ分野の知識を掘り下げるという手法もありますが、このような方法もあるということですね。

ということで、あなたの仕事も他の分野を参考にすることで思わぬ広がりを見せるかもしれませんよ。

 

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気になっていることを書いておく(備忘録)

ここ数日、研修コンテンツの制作が佳境に入り、家からあまり出ていません。

たまの休みに外出しようと思ったら、外は強風&雨のため断念。

ということで、今日も一日家におりました。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

外出せずに家にいると、なぜか考え事も息詰まることが多いようです。外の景色を見ないので気がまぎれないとかの原因もあるのかもしれませんが、一番の原因は運動不足に因るものかもしれませんね。

以前からの愛読書や最近読んだ本に共通することが書かれていました。それは「身体性」です。

思考を繰り返したり、認識をすること自体が身体的に何か影響があるということ。(もしくはその逆)

 

これはとても興味深くて調べていきたいのですが、今月中はどうにもその時間が取れそうにありません。なので、備忘録としてブログに記しておきます。

気づきのもとになったのは次の3冊です。

・「書きあぐねている人のための小説入門」保坂和志(草思社)

・「共感の時代へ」フランス・ドゥ・ヴァール(紀伊国屋書店)

・「数学する身体」森田真生(新潮社)

この3冊が触れていることが同じことを言っているのかも今のところ微妙ですけど、思考のきっかけとしてはそれぞれに興味深いところがあるのです。おそらく他にも同じようなことが書かれている本があるはず。

 

好奇心はとりあえず脇に置いて、まずは目の前の仕事(自分の掲げた目標でもあります)をしっかりと仕上げることに専念せねば!

 

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「図書室のキリギリス」を読んで ― 図書館に行きたくなる本

今朝アマゾンで頼んだ本が夕方届きました。スゴイ時代だなと改めて実感。

本を買うだけが目的ならば、本屋に行く必要がなくなるかもしれない。

でも、本屋には本屋の良さがあるんですよね。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

今日、土曜日はのんびりと読書しながら過ごしました。読んだ本のタイトルは「図書室のキリギリス」(竹内真、双葉社)でした。

とあるメルマガのバックナンバーを読んで、「さようなら、オレンジ」(岩城けい、筑摩書房)に興味を持ちネットで調べたら、アマゾン君が先の本を勧めてきたのです。そうしたら「図書室のキリギリス」というタイトルの方が気になってしまい、地元の図書館で借りてきました。(ちなみに「さようなら、オレンジ」は貸し出し中でした)

本の内容は、夫が失踪したことがきっかけで離婚し、生活の安定のために職探しを始めた主人公の詩織が、友人の紹介で県立高校の図書室の司書を務めるところから物語が展開していきます。

そこで出会う先生や生徒、前任の司書との交流が彼女自身の人生を前に進めることになるのですが、全編を通じて図書館や本の魅力が伝わってくる小説でした。また読みながら、自分も若いころから本が好きだったらなと、登場人物たちを羨ましく思いました。

私は若いころから本をよく読んで、、、いません。むしろ本など無縁の青春時代を過ごしていました。普通の本はおろか、ひょっとしたら教科書もろくに読んでいなかったかも。。。

それでも記憶の糸をたどってみると、高校生の時にはなぜか突然聖書を読みだしたり、小学生の頃は大人が読むような車の本を一所懸命に読んでいた記憶もあるので、まったく読んでいなかったわけではないのでしょう。

 

ここまで書きながら思い出したのですが、小学生の頃に何度も読んでいた本があって、その本は当に処分してしまったのですが、3年くらい前にネットで見つけて古本を購入したことがあります。買っただけで満足していて、そのうちに読もうと放置してあることも。

それは「モータースポーツを志す人へ」(二玄社)で、あの頃はモータースポーツの世界にすごく憧れていて、将来はレーサーになりたいと思いながら読んでいました。こういう思い出とか、その当時の想いとか、人それぞれにそういうものが本には詰まっているのだろうと思います。

こんなことを思い出させてくれたのもこの小説のおかげで、小説の中でも登場人物らが自分の想いを本と結び付けて語る場面が最後の方に出てきて、ちょっと感動しながら読んでいました。

 

ネットで本を注文するのは楽でいいのですが、書棚の本を眺めながら読みたくなるような本を探す作業も捨てたものではないはずです。本屋、古本屋、図書館。紙の手触りを確かめながら選ぶのは、とっても贅沢な時間なんだと思います。

 

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