ちょっとしたアイデアで組織が変わるかも!?

先日訪問した会社の受付に会社の社訓のようなものが書かれていました。

毛筆で「挑戦」と。

社員の方に聞いたら社長が大切にしている言葉だとか。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

初回訪問だったのであまり深くは聞きませんでしたが、社員はその言葉をどのように受け止めているのでしょうね。そして、社長はその言葉にどのような思いを込めているのかも知りたいところです。

で、本当に知りたいのは、両者の意図が一致しているかということです。

 

漢字2文字はともかく、こまかく社訓や訓示を書き連ねている会社ってありますよね。

これって、どこまで社員に伝わっているのでしょうか?

その意図通りの行動は生まれているのでしょうかね?

知る限りではそうなっておらず困っている会社も少なくないのです。

 

言葉選びも大切ですけど、形も大切です。

ついつい「伝えたい」という気持ちが優先してしまい、押し付けるような口調や指示命令的な形になっていませんでしょうか。

もし、社員一人一人にそれを考えてほしいのなら、疑問文にしてみるのはいかがでしょう。

「今日、あなたは○○しましたか?」とか。

「社員として○○であれ!」よりも、社員は考えるかも。

そして、できていない場合はドキッとしたり。。。

 

コーチングが有効なのはこの疑問形をよく使うからです。つまり「質問」ですね。

コーチが質問することで、クライアントは改めて考えてみたり、今まで考えたことがないようなことを考えさせられたり。

そうしながら、クライアントの視野を広げ、認識を変え、新しい行動を起こそうとするのです。

この質問を、社員に伝えたいことにも応用してみる。

きっと効果があるはずです!

 

34c951176ef09f3e22988fad2ba68918_s

知識と経験 ― スキルを学ぶときに必要なこと

もう3月なのですね。忘れてました。

継続が苦手な私ですが、今年は「続ける」ことをテーマにいろんなことに取り組んでいます。

ブログの毎日更新が今のところ大きなものですが、それ以外にも英作文を毎日行うこともまだ数週間ですが続いています。一日一問でもいいから例題を解いていくという目標です。それ以外では最近始めたプログラミング言語の習得も。

どこまで続けられるのかという不安もありますが、まずはやり始めてみないと分からないことってたくさんありますからね。何事も経験です。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

今日、とある企業向けのコーチング研修で「傾聴が難しい」という話がありました。

複数の発言者の話を聞くと、どうも相手の話を聞かなくちゃいけないし、次の質問も考えなくちゃいけないからどうして良いのか分からない、とのこと。

確かにそうですよね。私もコーチングを学び始めた頃は戸惑いました。

私の場合、最初に「全身全霊で聴け!」とばかりに教えられたものですから、その通りにしたら質問が浮かばずに頭の中が真っ白に。

まぁ、当然といえば当然です。幸いなことに思考錯誤を繰り返すうちに何とかなってしまったので、今に至っているわけです。

 

でも、他の教え方はないものかと考えて、先に質問の仕方を教えてしまえばいいのでは?と思いつきました。

質問の仕方も漠然としたものではなく、論理的な質問です。今は「2つの視点と3つのスキル」としてまとめているところです。

いろいろ検討した結果、質問は「型」が作りやすいのです。だから、コーチングを学ぶ人は最初にこの「型」を身に付ければ、ある程度以上の質問力が身に付くわけです。

 

では、傾聴はどうでしょうか?

質問の「型」というのは、論理思考の基本から作っています。なので、この「型」を理解すれば、相手の話を論理的に整理しながら聞くことができます。つまり質問の「型」が、そのまま傾聴にも応用できるのです。

この「型」に興味のある方は、現在制作中の研修コンテンツ『コーチングの風景』の公開(4月予定)をお待ちください。無償提供ですので、だれでも見ることができますよ!

もちろん、これさえできればコーチングが完璧に身に付くというわけではありません。でも、きちんと身に付けることができたら、コーチングもかなりのレベルには到達すると思います。

そこから先は、試行錯誤も含めて経験から学べばいいことです。試行錯誤、創意工夫といった経験から学ぶものは、教えるのも習得するのも時間がかかります。ですから、じっくりと時間を掛けて学ぶ必要があるのです。

習得に時間を要するスキルは、一日やそこらの研修では教えることは不可能なのです。

 

Wisdom without action is like a tree without fruit.
(行動を伴わない知恵は、果実の実らない樹のようなものだ。)

 

知識を得ただけで満足してても意味がありません。基本の「型」を覚えたらそれを試しながら、経験を積み、創意工夫を重ねてこそ意味があるのです。

 

あなたはこれまでの経験からどんなことを学んできましたか?

 

cherry photo

人工知能と人間の役割

このブログは記事数が増えるごとに検索エンジンから訪問される方が増えています。もともと毎日更新しようと考えたのも、このアクセス数の増加が目的でした。いまは別の意味がありますけど。

ところで、このブログに訪れるきっかけとなった検索ワードで、意外と多いのが「頭のいい人」です。気になる人が多いのでしょうか。

 

こんばんは、コーチングスケイプの大森です。

 

「頭のいい人」的なキーワードでヒットしているのがこの記事ですが、これとは違った観点から頭の良さについて書かれた記事があったので紹介します。

 

頭のよさって何ですか? 人工知能時代に求められる「優秀さ」「スキル」とは

 

詳細は記事を読んで戴きたいと思いますのが、この記事で書かれていることで特に共感した部分を引用しますと、

 

人工知能の「前」と「後ろ」が「人間がこれからも価値を出せる領域であり続ける」という。

「前」とは、人工知能にどのような問題を解いてもらうのかを決めて、そのために人工知能にどのようなデータを与えて人工知能を賢くするのか、という作業の部分。「後ろ」とは、人工知能が出してきた予測結果を踏まえて、どのようなアクションにつなげるのか、そこを設計する作業だ。

 

この記事でいう「前」と「後ろ」とは若干違うのですが、私のイメージでは「前」は問題提起で、「後ろ」は行動促進です。

人間の思考や学びの出発点は「問い」です。何かに疑問を持ち、そこからすべてが始まります。

なのに、意外と「問い」を生み出せない人が多いのです。

 

そんな馬鹿な?と思うかもしれませんが、我々の身の回りには問題提起から情報収集、そして仮説構築から実証までを行ってくれるものがたくさんあります。今度、テレビ番組を見てください。何かのドキュメンタリーやミステリー調査の類に限らず、ニュース解説からワイドショーまで、意外と見ている側が「問い」を発することなく終えられるようにできているのです。

こうした環境にいると疑問を持たずに生活できる。でも、疑問を持てなくなるとどうなるのか?

 

仕事でもそうですよね。与えられた仕事に創意工夫をすることなく、作業として仕事を進めている人は案外多いものです。。「どうしたらもっと効率的になるのか?」とか「いま作成している資料は実際にどのように使われているのだろう?」とか、自問すれば何かしらの創意工夫が生み出されるかもしれないのに。そして、仕事の出来る人たちから「あの人、何の疑問も持たないのかしら?」とささやかれていたりするわけですね。

先の記事の「前」の部分の重要性しかり、「後ろ」の行動もそうです。これが大切であり、人工知能では肩代わりできない人間の仕事なのではないかと、私もそう思います。

 

実はこの2つは、コーチングが大切にしていることです。コーチが問いを発してクライアントが自分で答えを探す。そしてクライアントが出した答えをクライアント自身が行動に移すことを促していくのがコーチングです。

このプロセスをコーチはセッションを通じてクライアントに提供する。そして、クライアントはある程度時間をかけてそのプロセスを自分のものにしていくのです。

人工知能はすでに身近な存在になりつつあります。そして10年もしたらきっと・・・・。

 

あなたは今から10年後、どのように仕事を進めていますか?

 

artificial intelligence photo

Photo by A Health Blog